心に響く酒を。

東北復興宇宙酒とは?

復興支援に対する感謝の気持ちを宇宙から発信する「東北復興宇宙ミッション」。
東北復興宇宙酒はそのプロジェクトの一環です。
各地域の記念品や花、農作物の種など、宇宙を旅した素材で産業創成、地域活性化を目指します。
福島県からは酒米と酵母が選出され、県内の各蔵元が「東北復興宇宙酒」という統一ブランドで醸しました。

商品について

お米は福島県産の『夢の香』使用、酵母は福島県オリジナル『うつくしま夢酵母 F7-01』を使用して醸造した、“夢”があるお酒。宇宙の情景が浮かぶような美しい味わいの清酒となりました。

やや甘く、リンゴやマスカットのような爽やかな香り。
冷やすとキリリと引き締まり、程よい酸味を感じます。

常温にするとやわらかく、やさしい甘みがふくらみます。
温度帯で表情が変わる、不思議な感覚の清酒です。

カンパネルラとは?

カンパネルラは宮沢賢治 著『銀河鉄道の夜』の登場人物。孤独な少年・ジョバンニの唯一の友達です。
二人は「ほんとうの幸い」を求めて、ともに銀河をめぐる幻想的な旅をします。
二人の絆を被災地とその復興を応援してくださった多くの方々との関係になぞらえて「カンパネルラ」と名付け、無限に広がる壮大な宇宙への旅をイメージしたパッケージにいたしました。
心からの感謝と、未来への希望をのせて、蔵人たちが大切に造りあげたお酒です。

東北復興宇宙ミッションのライフサイクル

▼2020年7月 プロジェクト始動
JAXA契約、復興庁選定を経て、プロジェクトが本格始動!

▼2021年2月 出発式
福島市にて、福島県オリジナル酵母『うつくしま夢酵母』の宇宙への出発式が行われ、千駒も出席いたしました。

▼2021年6月 ロケット打ち上げ
各地の記念品や花・農作物の種などとともに、うつくしま夢酵母がロケットで打ち上げられました

▼2021年6~7月 宇宙飛行
酵母を乗せたロケットは宇宙ステーションに接続され、約1ヶ月の間、地球を700周以上回る壮大な旅をしました。

▼2021年7月 地球に帰還
地球に帰還した酵母は培養され、福島県内の各蔵元へ送られました。

▼2021年11月 酒造り開始
千駒にて仕込みが開始!50%精米の高級酒『純米大吟醸』で、想いを込めて丁寧に丁寧に醸しました。

宇宙画像集